「挽歌」 葬送の時、柩を挽く者が歌った歌をいうところから

【曲】『牛込中央通挽曲』http://voon.jp/a/cast/?id=50l2103vja6w8ct0&c=10&t=1

夏の納涼祭にて。
二つの中学校からスクールバンドが来て、牛込中央通りの路上で演奏を披露した。
確かに、演奏の完成度の差はあった。
二番目の学校の演奏後にだけアンコールの拍手が起こって、
それを見ていた一番目の学校の生徒達の物悲しい表情が、
とても切なくて、遣り切れなかった。

囮の鳥を観察する。

【曲】『練習曲・囮の鳥』
http://voon.jp/a/cast/?id=i52iuhsnvctztbae&c=12&t=1

若気る繊月で赤らみ孕むカミオカンデへ逆さ沈むラジオゾンデが土砂降り踊る胸焼けた横隔膜の下で雨宿る夕方に、
マンチェスター・キャリー・チェーンで祀り上げられた太陽文字のファトハを舐める苔の舌を枝打ちする等高線が憤怒痙攣を起こし、
血栓に埋もれた文脈から羽根の萎えた鳥が孤立している。それを磨硝子の双眼鏡で観察する。